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東京八王子市の女性税理士、大森です。

こんにちは。

先日、とても理不尽だなあと思う出来事がありました。

旦那の社会保険から抜ける話になります。

収入が上がって配偶者の社会保険の扶養からはずれることは、よくあることだと思います。

しかし、私の場合は簡単じゃなかった。

その大変さを身をもって体験させてもらいました。

まぁ、私の配偶者が所属している健保組合が堅苦しいところ、だけなのかもしれませんが。

しかし、完全に目をつけられたようです。

よく言えば、決められた業務を淡々とこなす担当者。

悪くいうと、独身の冷血漢。

この人だけではない、おそらく組織全体でこのような感じなのかもしれないです。

まず最初は、離婚を前提と言っているのに、全て旦那の会社経由で書類の提出が必要とのこと。

例外はDVを受けていて、警察の証明書がいるとのこと。

これは組織としての決まりでしょうから、この担当者は何も悪くないと言えば悪くないですが。

旦那の会社経由ということは、全て旦那を通して会社に書類を提出するということになります。

あとは、この手続きに入る際には、保険証を返納しているので、無駄に話を長引かせて損をするのは自分自身です。

だから、相手も強気…困るのはそちらですよ、と。

想像してみてください。

あり得ないでしょう。

これ以上かくと私の品格落ちるので、ぐっとこらえます。

 

先日ブログでも書きましたが、失敗談を書くことで役に立てる事がありがたく思っております。

そうは言っても、今回の失敗は思い出したくもない!

過去に葬りたいですが、誰かの役に立てると思った出来事があったので書くことにしました。

このように書くと変わっている人に分類されるかしら?

こうみえても、若いころは失敗談を書くことは、自分自身の品格を落とすようなイメージがあり、なかなか勇気がなかったんですよ。

 

さて前置きが長くなりましたが、

先日ですね、一時支援金の申請に来られた方の確定申告書を拝見する機会がありました。

ふと、社会保険の扶養はどうされているか聞いたら、、、

まあ、大変!

四年以上前から収入が優に130万は超えているではありませんか。

私の配偶者が入っていた健保組合の話が前提となりますが、

いざ抜けるとなると、その理由が私のように開業していて収入が増えたとなると、過去の申告書、開業してからの分を提出してくださいとなります。

そして過去から収入が超えていたと認定されると、原則、その超えていた年度から訴求請求が発生します。

この方の例でいくと、過去4年分医療費で社会保険事務所が負担してくれた7割部分の返還請求がきます。

返還した分を市区町村に請求するシステムになっているので、一時的な出費で済むと思ったら、それが違っていました。

市区町村の受付時効が過去2年までのところが多いようです。

そうすると、返したはいいけど、戻ってこないケースがあるということになります。

例外的なケースとしては、入院など、多額の医療費かかっている場合は、社会保険事務所と市区町村でやりとりしておしまい、ということもあるようです。

そのほかには、国民健康保険も遡って請求がくるし、国民年金も同様。

 

そして、請求などの宛名はすべて世帯主である配偶者。

その他もろもろ、、、もういい加減やめてくれ~となります(汗

夫婦仲わるいところ、または秘密で内職されている方のこと考えると恐ろしいですね。

そうはいっても、所得、収入の概念をしっかりと把握していなかったこちらの責任も否めないので、社会保険事務所は悪くないんでしょうが、

せめて、年に一度非課税証明、課税証明を義務化してくれていたら、、、、と思うことはあります。

 

今回のことも、とっても嫌な思いをし、って相手の担当者もでしょうが、

こちらが悪いの前提ですが、あまりにも理不尽だったので、知り合いの議員さんにも、制度のおかしさを伝えました。

ただ、保険の管轄は、国土交通省(笑)

一般市民が市議会に苦情言って変わるレベルでは到底ないです。。。

とにかく、これを読んでるあなたが嫌な思いをせず抜けられることを願ってやみません。

また参考になる記事を書ければと思ってます。

 

追記:月下美人また別のところに咲きました

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