財務分析|会計基礎講座

どのようにして赤字を黒字にできるのか

これを読まれているあなたは、いくら売りあげたらプラスになるか考えて経営されていますか?

仕事が順調で売上は伸びているし、大きな金額が通帳にはいるようになり、なんとなく日々がまわっている感じがしていませんか。

経営がうまくいっているかどうかの単純な目安としては、通帳の残高が増えているかどうかです。

ただ、それだけじゃ、裏付けのない感覚的なものでしかありません。

今、あなたが疑問に思っているのは、

いくら売り上げたら、会計上はプラスになるのか?

いくら売り上げたら資金がプラスになるの?

正社員の単価は、、、

事務所を契約したい、購入したい、、それはいつごろになれば最適な時期なのか、などの色々な思いがあると思います。。

ちなみに、黒字倒産という言葉もあるように、会計はプラスでも資金がほとんどないところもあります。

取引先が倒産して資金が入らない、以外でも事業がまわらなくなることはありうるのです。

ところで、あなたは、粗利を意識して経営していますか?

「入金」ではなく「粗利」を意識して商品を売らないと、必ず行き詰ります。

 

それでは、具体的にどうやってみていくのか、一例をあげますね。

 

私の顧問先である建設業の社長が、売上は伸びているのにお金がたまらない状況でした。

そこで下記のように、順番に金額を書きだしてもらいました。

①生活費で最低限いくら必要なのか書きだす
②利益が確定(生活費と同様の金額は利益を確保しなければならないため)
③固定費(事業用の家賃や人件費)は月平均いくらかかっているか
④粗利が算出できる(②利益+③固定費)
⑤④の粗利から売上が算出できる

このようにやっていくと、売上がいくらあって、一人当たりの人工費を最低限いくらに設定すべきか、またその売り上げを達成するためには、何人必要かが見えてくるのです。

この社長は、現在の売上と上記で計算した売上にかなり差がありました。

もちろん、計算した売上が多すぎて、現在の売上からはどうやっても到達できそうにない金額でした。

そうなると、生活費に無駄な部分はないか、固定費で削減できそうなところはないか、と話を詰めていくことができるのです。

人工費の設定を間違えると、「入金」はあるけど、実は「赤字」になることもあります。

現場を取りたいがために、人工費を安く設定して仕事をすると、逆にお金が足りなくなることがあるのです。

まぁ、この社長は、単に入ってきたお金を接待飲食費に多く使ってしまいうため赤字でしたが。

ただ、これも今の売上からはどのくらいまでに抑えれば赤字とならないという目安は算出できます。

逆を言えば、毎月これだけ接待飲食したいなら、いくら売上を、現場を獲得しなければならないかもわかるのです。

後日、この社長からは、既存の取引先とは人工代を高く設定しなおすことはできないけれど、

新規で現場を取りにいくときには非常に役立ち、どんぶり勘定から、粗利を意識するようになった。

とおっしゃっていました。

 

さあ、私と一緒に具体的な数字をだして、経営に会計の裏付けをもって成長させてみませんか。

専門用語もありますが、わかりやすく伝わるようにお話しします。

あなたも一度これをやれば、粗利を意識して経営ができるようになります。

ぜひ一緒にやってみましょう。

料金

料金 33,000円(税込み) 3時間程度

場所

弊事務所の予定です。(駐車スペース1台分あります)

その他八王子周辺でしたらお店や営業所、喫茶店などでも対応可能です。

※コロナ禍ですので、感染症対策をしっかり行いながら対面でやる予定です。

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